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22番(浦上雅彦君) 経済委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
 本委員会に付託されました案件は,甲第289号議案平成17年度岡山市一般会計補正予算(第4号)について外8件についてであります。
 これらの審査に当たりましては,当局の説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,甲第300号議案については賛成多数で,その他の議案については全会一致をもって原案のとおり可決並びに同意すべきものと決定をいたしました。
 この際,審査の過程において特に議論のありました数点について御報告申し上げます。
 まずは,甲第295号議案岡山市農村集落活性化施設条例の一部を改正する条例の制定について及び甲第310号議案から甲第312号議案までの指定管理者の指定についてに関連してであります。
 委員から,農村集落活性化施設の指定管理者制度への移行に伴い,利用料金制度が導入されることにより,市の負担が減ることになるのかとの質問があり,当局から,当該施設は,旧御津町から引き継いだものであるが,今回議決後に指定管理者となる団体等の運営状況を見ながら,市からの持ち出しも含めて合理的な収支となるよう柔軟に見直しをしていきたいとの答弁があったのであります。
 次に,甲第297号議案三丁目劇場条例の一部を改正する条例の制定についてであります。
 ここでは,経済局における指定管理者制度運用方針及び三丁目劇場における指定管理者の指定手続について議論がありました。
 委員から,指定管理者制度の導入を市民サービス向上につなげるためにも,指定管理者選定等審査委員会は市民の立場に立って審査を進めるべきである。その審査過程において,専門家の意見や市民の声がどう反映されるのかとの質問があり,当局から,さまざまな公の施設がある中で,各局ごとに組織された審査委員会において,指定管理者制度導入の適否等を検討している。審査委員会へは,施設の規模や公募性などを考慮し,必要に応じ専門家の参画も可能である。また,施設によっては必要に応じて市民の参加も可能であり,その結果,市民の声も反映されるのではないかと考えているとの答弁がありました。
 次に,三丁目劇場条例改正案の附則にある,市長は管理及び運営の受託者から申請があった場合において,書類を審査し,かつ実績等を考慮して,当該受託者が三丁目劇場の設置の目的を最も効果的に達成することができると認められるときは,当該受託者を指定管理者の候補者として選定することができるという優先的規定に関連して,委員から,指定管理者による管理が,劇場の使用許可や維持管理であるならば,行革の観点からも,指定管理者の指定の際は公募にして経費の節減に努めるべきではないかとの指摘があり,当局から,開館以来管理を受託している協議会がある。現在までの活動において,集客や施設の維持管理等について一定のノウハウは蓄積していると考えている。この協議会から申請があった場合,今後の管理運営のあり方を計画書として提出させ,指摘のあった点を踏まえて内容を吟味し,今以上に効果が上がると判断できれば,指定管理者の指定に関しての議案を提出したいと考えているので,よろしくお願いしたいとの答弁があったのであります。
 最後に,甲第300号議案岡山市クラインガルテン条例の一部を改正する条例の制定についてであります。
 委員から,牧山クラインガルテンの平成16年度における各施設平均の入園率である53.3%を踏まえて,この条例改正により指定管理者制度を導入し,将来的に指定管理者に管理を移管することは,入園率を上げていくことが目標というより,岡山市の関与を小さくしようという思惑に思え,不安を感じる。本当に意欲はあるのかと質問があり,当局から,今回の条例改正により,指定管理者の指定に当たっては,現在の管理運営団体優先ではなく,公募の形態をとることも検討している。当該施設は,地域の活性化を図る目的でスタートした経緯もあり,当面は直営の形をとるが,今後,地元の方々と協議を行いながら,入園率の向上につながるよう調整していきたいとの答弁がありました。
 なお,この議案の採決に当たり,一部委員から,当面直営でいくのならば,安易に指定管理者制度導入を決定するのではなく,牧山クラインガルテンそのものをどうするかについて,地域の皆さんとも相談をしながら議論していく必要があり,現状を踏まえ,指定管理者制度導入についてしっかり議論すべきであるといった意見があったことを申し添えておきます。
 以上,審査の経過を御報告いたしましたが,当局におかれましては,委員会審査の過程で各委員から出されましたさまざまな意見や要望に十分留意され,事務執行に当たられますよう申し添えまして,経済委員会の報告を終わらせていただきます。(拍手)

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