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11番(浦上雅彦君) 皆さん,こんにちは。
 ちょっと眠たい時間帯に差しかかっておりますけども,元気を出していきましょう。傍聴席の市民の皆様方,ようこそ議事堂へ傍聴に来てくださいまして,大変に御苦労さまでございます。改めまして,本日のトリをとらせていただきます政隆会浦上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)ありがとうございます。
 最近,朝晩めっきり涼しくなってまいりました。肌寒いぐらいなんですけれども,確実に夏は通り過ぎていったなと思うわけであります。ことしの夏を,私の夏を振り返ってみますと,うらじゃ祭りでありました。生まれて初めて,うらじゃ祭りに参加させていただきました。鬼のメイクをして,あの沿道を踊りながら歩いた。毎年自分の地元のチームが出るので,スーツを着て声援をしたことはあるんですけど,自分が出たことは初めてです。そのときに私が思ったことは,昔の人は正しいことを言ってるなと。「踊る阿呆に見る阿呆同じ阿呆なら踊らにゃ損々」という言葉がございますけども,私は両方体験しまして,確かにここに来ているなら踊った方がいいなとはっきり思いまして,大変な感動を覚えました。
 私の四国の友人も,よさこいと比べて,3年ぐらい前までは,岡山のうらじゃはしょぼいよと言っておりましたけども,ことしその友人がまた来てくれて,もうよさこいを凌駕していると,同じぐらいの勢いではないかと,その友人も大変に感動をしておりました。毎年,毎年盛大というか,発展していくうらじゃ祭り,私も参加して本当に感動しました。ことしより来年と,さらにうらじゃ祭りが発展していくことを心から祈念をいたしまして,質問に入りたいと思います。
 それでは,最初の項,政令指定都市に向けてに入らせていただきます。
 この合併と政令市の質問は,今9月議会においては反対的なお立場をとられた議員が多かったように思います。どの質問も高尚なものでしたが,私はもっと精神的で基本的なことを訴えさせていただきます。もちろん,この大きな構想を進めるためにであります。今9月議会の市長の提案理由の説明の中にもございましたが,関係自治体と県南政令市構想研究会を立ち上げ,政令市を念頭に置いた将来ビジョンの議論が深まりつつあります。皆様も御存じのように,岡山青年会議所や岡山商工会議所,また西大寺商工会議所からも政令市へ向けた要望書が提出されました。そんな中,私なりに危惧することが2つございます。大きくですけれども,2つございます。
 1つ目は,合併を熱望する市民の大きな動き,大きなうねりがいま一つないところであります。合併はもちろん相手のあることですけれども,最低でも,もう合併待望論が市民レベルでうたわれていないと,相手にとって失礼であると思います。タイムリミットは,あと2年少々しかないのです。
 まず第1に,岡山市民の方々に玉野市,灘崎町と合併をして政令市になるべきか,そうでないかをしっかりと考えていただくのが先決であろうかと思います。それには,市民の方々に合併すべきかどうかを判断していただく材料として,明確な情報を提供する,説明する必要があると思います。
 そこでこの項最初の質問,玉野市,灘崎町と合併をして政令市になった場合のメリットとデメリットを再度テレビに向かって,わかりやすく市民の皆様へ説明していただきたい。言葉の説明等,簡単なことから,この合併には高度な政治判断が必要であるということまで,わかりやすくお願いをいたします。マスコミの方々もたくさんおられますし,いい機会ですので,改めて政令指定都市って何だというぐらいのレベルからの説明をお願いいたします。この質問のお答えを聞いた傍聴の方とか,きょうの夜テレビで見ていた方は,へえ,そういうことかと,合併問題を理解されることと思います。これからは,この繰り返しですから,当分の間皆様に考えていただくための徹底した説明──アカウンタビリティーを,我々もやっていかなければならないし,当局ももちろん全力で取り組まなければならないと思います。
 都市と都市の合併は,男女の仲とよく似ております。お互いが意識して初めて気になり出します,これが第1段階。多分,今の市民意識レベルだと思います。新聞等でちらちらと聞いて,耳に入っている,意識してるぐらい。そして,次にお互いのことを知ろうと思う。これが多分,今の当局のレベルだと思います。財政がどうなるかとか,財源がどうなるかとか,知ろうとして今研究をしているところだろうと思います。それから,お互いが好きになり,つき合い始める,これが第3段階。この状態になるのが当面の目標です。お互いを尊重し合えば次へ進めるけれども,思いやりが欠けると振られる危険性もある段階であると思います。そして,最後は結婚をするわけです,これが第4段階。晴れて合併完了,一つになるわけであります。
 私も私生活では,第4段階にまでいっておりませんが,必ず言えることは,この合併と男女の仲を例えて必ず言えることは,相手のことを好きにならなかったら,相手から好かれることはないということだと思います。ということは,つき合うこともないということだと思います。わかりやすく言うと,岡山市民が玉野市,灘崎町を好きにならなかったら,玉野市,灘崎町と一緒になることはないということであります。幼稚なことを言っているかもしれませんけれども,一番大切な肝になる部分であると思います。
 先ほども申しましたけれども,時間はもう余り残っていないのです。机の上で財政等の数字を計算することももちろん必要でしょう。しかし,もっと大切な本質は,心を一つにするということ,これだと思います。もうソフト面での政策を打ち出すことが必要な時期を迎えているのではないかと考えます。
 そこで2つ目の質問。まずは岡山市から好きになることが礼儀,これは私の持論ですけれども,今は行政当局同士の話し合いをしていますが,もっともっと市民レベルでの機運の引き上げが必要であろうかと思います。それらのことを踏まえて,この問題の次へのステップはどうするのか,当局のお考えをお聞かせください。
 私は,冒頭2つの危惧があると申しました。2つ目とは,岡山県との関係でございます。岡山県当局や岡山県議会とのすり合わせの議論は,前へ進んでいるのかどうなのか,そのあたりも心配でありますが,次回の壇上へ上がった際の質問として,これは温めておこうと思いますので,この項の質問は以上であります。
 なお,次の項目,市民生活に密着した土木施設等の整備についても,一たんは質問する気になって項目を上げさせていただきましたが,もうしばらく動向を見守ろうと思いますので,次は第3項に入らせていただきます。
 この問題では,セキュリティー面での不安を訴えられた議員がおられます。私も本当のところどうなのかわかりませんが,市民の方々の不安を解消する意図を持って再度質問させていただきます。
 いわゆる住基ネットが先月の5日からスタートし,約1カ月余りが経過いたしました。私の自宅にも住民票コードのお知らせが8月中旬に送られてきましたが,恐らく市民の皆様にとりましても,住基ネットが始まったことを目に見る形で実感されたのは,この時期ではないかと思われます。報道によれば,住基ネットの参加を表明し,はがきの受け取りを拒否されたり,横浜市のように選択制を採用すべきだと主張される市民の方もおられるようですが,岡山市のこれまでの運用状況や,市民の方々への対応はどのようにされたのか,その概要についてお尋ねいたします。
 また,来年の8月からは住民票の広域交付などの第2次サービスも予定されているようですが,これまでの運用・対応状況を踏まえて,今後岡山市として住基ネットにどのように取り組んでいかれるのか御説明願います。
 以上の項は,大きな切り口の質問を2つさせていただきました。
 それでは,4番目の渇水対策についてに入らせていただきます。
 伏見先生は,雨水対策をやられましたが,私は渇水対策をやります。ここ何年か取水制限を実施した記憶がありません。久方ぶりの取水制限,私も実は歯を磨くとき,子どものころからのくせで,磨き始めるときから水を出し始め,最後に口を洗うまでの間,水を出しっ放しにしています。最近では,磨き始めると水道の水をとめ,最後に口を洗うときに,また水を出すというように,私なりに節水をしているのであります。我が岡山市が誇る水道局や消防局,そして優秀な農業施設課がありますから,大船に乗って質問したいと思います。
 1つ目,天気予報によると当分雨は望めそうにありませんが,市民の飲み水は大丈夫でしょうか。
 また,今後雨が降らなければ取水制限は強化されることになると思いますが,市民への影響はどのようになると予想しているのでしょうか。
 2つ目,節水のチラシが配られたが効果は出始めているのでしょうか。
 3つ目,節水になれば火事のときに心配であるが,対策は大丈夫なのでしょうか。
 4つ目,農業用水は9月中が用水期と聞いているが,必要な水は確保できるのでしょうか。
 5つ目,農業用水は地区により順番に水を取る日が決まっていると聞いているが,どのように周知したのでしょうか。
 以上,5点質問をさせていただきます。
 それでは,最後の項,私立小・中学校についてに入らせていただきます。
 岡山市は,古くは江戸時代より岡山藩の藩校が整備され,明治の学制発布に伴い学問所が設置されて以来,学校教育にかける熱意は脈々と受け継がれており,「教育県岡山」と呼ばれるにふさわしく,教育分野において多大なる発展が遂げられました。中でも「官」から出発した公立校の充実は目覚ましく,現在岡山市内の小学校は81校2分校,中学校は33校と数多くの学校がそれぞれの特色ある教育を創出するために努力を重ねている状況がございます。
 折しも,6月に教育行政審議会より答申された「これからの学校のあり方について」の中では,「公立と私立が垣根を越え,相互に交流を深める」ことや「相互のよさを取り入れながら,切磋琢磨していける連携のあり方」が今後の課題とされております。
 また,6月定例市議会においても,公立と私立の関係について,教育長が,公立と私立が互いのよさを出し合って,ともに競い合って,教育の向上が図れると答弁されております。現在,岡山市内には私立の小学校が2校,私立の中学校が4校と,非常に少ないように思います。私立校のよさは,設置者や経営者の自由な裁量によって教育方針や目標が立てられ,校風なども特色を持たせられるという点にあると思います。公立校においても,総合的な学習の導入で特色ある学校づくりが求められている昨今,岡山市においても私立校をもっとふやすことで,公立校と私立校が切磋琢磨し,相互の教育力を向上させることができるのではないかと考えます。
 また,私立校にはエリアがないので,全県下もしくは全国から生徒を受け入れます。それに伴い,両親も移動してこられるので,借家,マンション等に入居されることで中心部の人口増加,活性化につながるとも考えられます。私立校がふえることは,保護者にとっても子どもの個性や適正に応じて特色のある学校,特色のある教育が選択できるということで,大きなメリットがあると思います。岡山市に,もっともっと私学をふやしてはどうかと考えますが,教育長の御所見をお示し願います。これがこの項の1つ目の質問であります。
 ちょっと待ってください。何かすごい汗が,ちょっと水を。きょうはハンカチを持っておりますから。済いませんでした。
 また,国際化の進展が著しい今日,国際社会に通用する日本人の育成が急務となっております。国際・福祉都市宣言をしている岡山市も,教育分野において国際人としての質をはぐくむことを重点的に取り組むことで,その実現に貢献していくことが重要であると思われますが,この点においても教育長の御所見をお聞かせください。
 以上で第1回目の質問を終わります。
 御清聴ありがとうございました。(拍手)


市長(萩原誠司君) それでは,浦上議員の御質問,まず政令指定都市関係からお答えします。
 カメラに向かってということですが,お許しいただきたいと思いますけども,まず政令指定都市というのは基礎自治体の横綱というか,市町村という一番住民に近い行政をする自治体でありますけども,その中の一番完成された最も自己決定能力が高い,そういう組織形態であるということであります。そして,要件がありまして,政令で指定するわけですけれども,法律上は人口50万人以上の都市云々という条件の中で,今までは運用上100万人ぐらいをめどにやられていた。ところが,今回の合併論の中で,合併をして人口70万人に達するのであれば,それは政令市になる要件を満たすよと,こういうことになったわけであります。そこで一連の議論が発生している。
 ほかにそういうのがあるのか。
 静岡市と清水市が合併して,ちょうど70万人になるというようなことの中で,その挑戦をしているというのがあります。
 さらに,この間合併シンポジウムのときに聞きましたところによりますと,熊本市,新潟市,それから浜松の方,浜名湖のあたりに同様の議論があるよと,そういうふうな議論も出ておりましたし,その中に岡山を含む玉野市,灘崎町及び北の方の御津,瀬戸という議論がある。こういうことで,これも前提であります。
 そして,政令市というものは,いいものか,悪いものか。
 これはまだなっていないんでわかりませんけれども,なった人によると,ええことはようけあったけど,悪いことはねえというのがそのときの話でありました。ただ,それはそう簡単じゃないかもしれません。政令市というもののメリットというものをいろいろ調べてみますと,さっき言いましたように自己決定能力が高い,逆に言うと市役所が市民との関係で逃げることができないということが大きいよということを強調されておられる向きが非常に多くありました。殊に,地域開発行政,道路を含むインフラ行政においては,市役所に言えば,もうそれでおしまいと。つまり,それは県であるとか,国であるとかといって振り歩くということができなくなる。そういうことを強調される意見が非常に多くあり,これはそうかもしれません。
 また,住民との関係で,これは区役所が必要なんですね。これがメリットかデメリットかという議論があって,区役所を新たにつくりょったら,でえれえ金がかかって大変でしょうという議論もありますから,私はそれをミニマムのコストでやったという前提でお話しすると,住民サービスはそれなりにきちっと行き届くという議論のほかに,この間から出てます,今回以降の合併における政令市については,区の独自政策の余地を拡大するという方向性が出ているわけです。この区は,こういうところを特徴的にやっていこう。冠婚葬祭を主にした区にしよう──ちょっと言い過ぎかな,そういうところの問題に対応する区制をしいていこうとか,あるいは港を重視していこうとか,そういう区の独自性というものが発揮できるという方向性があるというふうに聞いてます。いずれにしても,区制をしくことになる,こういうことです。
 それからもう一点は,これも随分強調されていましたし,今回も言いましたけれども,人づくり,教育にとって政令市はプラスだと,こういう議論が非常に強くあります。子どもたちがしっかり育つための教育,そして途中でいろんな問題を抱えてしまう子どもたちを,また社会の側に救い戻す児童相談の機能等を含めて,政令市には大きなメリットがある,そういうふうに言われています。
 そして,最後に政令市になりますと,宝くじを初めとするいろんな新しい財源がつく。加えて新しい税目も移譲を受ける等々であります。もちろん仕事があるから移譲されるわけですけども,そのことの結果として仕事が外に出ます。そして,基本的にはそれによって新しい,追加的な雇用というものが生み出される可能性が非常に大きい,これがポイントじゃないかと思いますし,その雇用についていうと,暫定的な試算ですけれども,3,000人ぐらいの剰余雇用が出てくる。そうすると,今ある岡山の就職難問題というのは一応片がつくぐらいの数字だというふうにも言われています。
 問題点はあるのか。
 問題点は,これはないとは言えないと思います。1つは,やはり大きな市がさらに大きくなることに,一体どういうふうに私たちが気持ちをそろえていけるか。これは,まさに議員がおっしゃったように結婚であれば,好き合ってなるのか,拉致されてなるのかでは全然違いますからね,そういう気持ちの整理というのが大変重要であると,こういうことだと思います。いずれにしても,新しい市で気持ちが統一できるかどうかと,そういう問題がある。
 それから,区割りをどうするか。
 これも今回の議論に随分出ましたけども,区割りは直ちに議員の方々の選挙にも影響をする。そこでいろんな,やはり議論にもなり,ほかの地域でも,そこを割ってもろうちゃあ,わしは困るんじゃというようなことになる。そういうことも聞いてはいますけども,いずれにしても区割りというものが非常に微妙,繊細な問題になってくる。そういうふうに,私どもとしては聞いておるわけであります。
 いずれにしても,そんなところが政令市の大ざっぱな話になろうかと思いますが,もう一個,政令市ということと国全体との議論というのがあるわけであります。今のは地べたの話をしましたけども,政令市というものは今の議論の中で,全国でもう少しあってもいいんじゃないかという方向性が出ている。なぜかというと,この間も片山大臣のお話を聞いていくと,市町村合併の後は都道府県というものを巻き込んだ,いろんな地方自治の新体制に向けての議論が必要である,こういう認識を示しておられましたけども,そのときのコアにどこがなっていくか,その中心はどこかと,こういう議論につながっております。今の中国,四国全体を見ますと,政令市は御案内のように広島市1市しかない。それで本当にいいのかという,こういう問題も,今の政令市の実態論に比べて,将来の発展論の中で関係が出てくる。これも見逃すことができないポイントではないかというふうに思います。
 そして,今申し上げたように私は正直申し上げて,岡山市にとっては,余り悪い話じゃないなあという気もするんですが,一方,例えば灘崎町さん,玉野市さんにお話をすると,それはそう簡単ではないという問題があり,少なくとも私たちはその点については十分なる配慮,認識というものが必要だと。あるいは,そういうことをせないかんよという議論も前回のシンポジウムのときにも出たわけであります。
 例えば,名前というものについて,私たち市民は少なくとも岡山市という名前に非常に強い愛着を持っている,私はそういうふうに感じます。同じようなことが他の市町村にもある。結婚されて浦上が別の名前になるかもしれない。そういうことですよね,結婚というのは。そういうことについての微妙な気持ち,あるいはそれぞれのサービスの違い,さらには明確にあらわれておりますのは人口30万人以上の市とそうでない市,あるいは市と町村の場合には税制の体系が違います。ランクが上がってきますと,要するに新しい税目が加わってくる。つまり,今まで払ようらんかった税目がふえてくる。こういったところは,大きな問題点であり,我々もその点のことを相当よく配慮しなければならない,そんなふうに思うわけであります。
 いずれにしても私が思いますのは,これも議員のお尋ねにかなり直結した答えと思いますけども,やはりよく事情をわかった上で,お互いに尊重することですね,尊重する。おまえは困ったからこっち来よんじゃろうがとか,そんなんじゃなくて,新しい家庭をつくって,お互いの努力でいい未来をつくり上げようという,そういう未来思考でもって尊重し合うということが,議員にとっても今後必要になってくると思いますし,こういう問題には常に必要になってくる,そういう気持ちを私たちは持つべきだと思うんです。
 そこで1点だけ追加してお答えしますけれども,玉野市,灘崎町,さらに加えて北部の2町,この地域について,私たち岡山市民はよう知っとんのかという問題があるんですね。だから,広報の中でもちろん私は今申し上げたような,政令市というのはこういう話であるとか,あるいは合併というのはこんな手続なんだとか,利害得失はこうかみたいなこともあるんですけども,お相手についての情報提供,こんないいまちなんですよと,こんな立派な市民がおられるんですよというところは,議員の御質問は非常にいいと思うんですけども,「おまえ話しとらまあが」と,「相手のええところをうちの市民に言うとらまあが」というのが話のポイントなんですけど,それも情報公開というか,あえて知っとろうがという話じゃなくて,きちっとした提供を私どもの「市民のひろば」,あるいは何ですかね,幾つかの紙面,こんなのを使うらしいですけども,そういうものを通じて,岡山市民の方々に,灘崎ってこんないいところ,玉野ってこんなすごいところみたいな,そういう情報公開をしていく必要がある。そのことを改めて,この場をかりまして表明させていただきます。
 それから,私立の小学校,全般論については教育長がお答えしますが,特に国際教育ということでインターナショナルスクールという議論が,実はいろんな市民の方から私のところにも届いてます。これは,まさに政令市と結びつけて言う必要もないんですけども,雄都の機能としては必要だと思うんです。中四国でインターナショナルスクールがあるところはほとんどありませんから,それがあること。岡山空港がだんだん路線を拡大していくこと。そして市内に外国人市民の方々がふえること。これはもう非常に結びついた話で,それが産業にもつながっていくし,福祉にもつながっていくし,それから帰国子女の受け入れにもつながっていくという話が随分あります。大学教授の方々の御子弟問題。
 そこで,前からずっとこの問題が気になっておりまして,いいお尋ねがありましたので,これを契機として市内の公立学校でできるかということを教育委員会に諮問をしたいと思いますし,市内の私立でこういう帰国子女教育じゃなくて,外国語における教育,インターナショナルスクール教育ができますか,お願いできますかというような問いかけ,呼びかけをぜひして反応を見て,もしいい反応があれば支援をしてまいりたい,こんなふうに思っておりますので,よろしくお願いします。



水道事業管理者(遠藤嘉昭君) 渇水対策に対しましての御回答を申し上げますが,その前に節水協力ありがとうございます。
 5点の御質問をいただきましたが,その1点目の飲み水は大丈夫か,また市民への影響はどうか,2点目の節水効果はどうかと,この2点につきまして水道局からお答えを申し上げます。
 去る9月6日の旭川渇水調整協議会で10%のカットを受けたわけでございますが,それ以来マスコミにも報道いただき,我々といたしましても節水チラシなど,いろいろ広報活動をいたしてまいりました。結果といたしまして,節水効果でございますが,取水ベースにおきましては10%カットのノルマは達成できております。浄水ベースで見ますと,市民の皆様方が毎日お使いになる水量がすごく変動いたしまして,波を打っているわけでございますから,一口に幾らということが大変言いにくいわけでございますが,一応大まかに前年同期比で約6%程度ではなかろうか。また,節水をお願いしてから,前後で比べてみますと,5%程度の浄水量の減少を見ているわけでございます。
 次に,市民生活への影響につきましては,9月16日,17日に県北一帯に2ミリから3ミリ程度の少雨がございました。したがいまして,今ダムの貯水量はおおむね横ばいでございますので,当面は大丈夫ではないかと考えているわけでございますが,やはり市民の御理解と一層の御協力によりまして,自主的な節水をお願いしないといけないと考えております。
 なお,今後,上水道取水制限が20%という段階に入りますと,平成6年に皆様方に御協力をお願いしたと同様に,減圧給水ということに入らざるを得ないと考えております。
 以上でございます。



市民局長(松本征二君) 住基ネットのこれまでの運用状況,対応状況についてでございますが,本日までトラブルもなく順調に運用されておりまして,8月中旬には住民票コード通知票をお送りしたところでございます。市民の皆さんからの住基ネットの仕組みに関する基本的な御質問など,約920件のお問い合わせや御意見をいただきましたが,これに対しましては住民基本台帳法や市独自で策定しました「セキュリティ管理規程」で講じているさまざまな対策などについて御説明し,御理解をお願いしてきたところでございます。
 なお,あて先不明や受け取りを拒否された通知票が120件,市に戻ってきておりますが,これらにつきましては,市において1年間,整理・保管することとし,お申し出があればいつでもお渡しすることとしておりますので,よろしくお願いいたします。
 また,横浜市のような住基ネットの選択制をなぜ採用しないのかというお問い合わせもいただきましたが,改正住民基本台帳法の規定では市長は施行日現在で,住民基本台帳に登録があるすべての人に住民票コードを記載し,そのすべての人について住民票コードを含む住所・氏名などを電気通信回線を通じて県知事に通知するということとなっております。このようなことで,横浜市のような選択制は法律が想定していないもので,違法であるとされておりまして,岡山市では採用することはできませんとお答えをしてまいったところでございます。
 次に,今後住基ネットにどのように取り組むのかということでございますが,15年8月からは住民票の広域交付,住民基本台帳カードの発行などの2次サービスが予定されておりますが,個人情報の保護に対する市民の皆様の関心も高く,岡山市では住民基本台帳法や岡山市個人情報保護条例,セキュリティ管理規程などの厳格な運用によりまして,個人情報の保護に万全を期してまいりたいと考えております。
 また,住基ネットに携わる関係部局の職員に対しましても,個人情報保護意識を一層高めるための研修など,引き続き実施していくこととしております。
 以上でございます。



経済局長(和氣島美彦君) 渇水対策についての農業用水問題の御質問が2つございまして,一括答弁させていただきます。
 取水の制限が9月中旬からであったために,かんがい期間の9月末までは最低限必要な水は確保できていると認識いたしておりますけれども,農家の皆様方におかれましては大切な水を逃さないため,各田んぼの水の取り入れ口の管理を徹底していただきたいというふうに考えております。
 また,旭川水系と高梁川水系では,農業用水の30%の取水制限に対応する方法は異なりますけれども,それぞれの地区の状況にあわせまして,用水委員や農業水利土木員やJA等農業関係者の協力を得ながら,農家への周知を図ってまいりました。
 以上でございます。



教育長(玉光源爾君) 私立の小・中学校についてのお尋ねでございますが,まず高等学校のことについて少し説明をさせていただきたいと思います。
 平成4年ですか,文部省──今の文科省は中学校の業者テストを一切廃止いたしました。それで進路指導については,行ける学校から,行きたい,自分が望む学校ということで,私たちも真剣に子どもたちの可能性というものをお互いに見詰めてやってまいりました。そのことで,私学の高等学校につきましては建学の精神というか,このことを踏まえて,本当に得意技の出し合いを始めました。当時は,まだ公立学校は総合選抜をやっておりましたけれども,そのうちに指定になり,自分たちが本当に望むというか,得意技をそれぞれの学校で出してきておる,それが今のオープンスクールであります。
 そういうことを考えてみますと,小・中学校については今御指摘があったように,余りにも私立が少ないという現実の姿があります。そうすると,本当に私立のよさと公立のよさを,切磋琢磨しながら出していくという,相互の教育力の向上を図るということが,現在の課題であろうかというふうに私は思っております。独自の教育理念に沿って学校を経営し,学校の特色づくりに意欲的に取り組んでいる私学の姿勢は,今,公立学校としても本当に学ぶべき点が大変多くあるのではないかなというふうに考えております。
 現在の教育というのは,非常に厳しさを要求されておりますけれども,岡山市に私立校がふえるということは,公立校と私立校の間で本当に切磋琢磨しながらよさを出し合うということが,今生まれつつあるというか,小・中学校においてはそのことが非常に望まれておると,こういうふうに思っております。
 また,公立校の個性化が進むことによって,学校選択の幅が広がるなど,お互いのよさが一層引き出せるような,そういう体制づくりをしたい,このように思っております。
 また,私学との連携を深めるために,今後私学との懇談会等を持つことができればというふうに思っております。
 以上であります。



消防局長(荒島諄宗君) 節水時の火災対策についてお答えいたします。
 節水時における消防活動の諸対策といたしまして,消火栓につきましては火災発生の際,水道局に対しましてポンプアップの要請を行うほか,10トン水槽車と水槽つき消防ポンプ自動車を速やかに出動させるとともに,防火水槽やプール及び河川等を有効に活用してまいりたい,このように思っております。
 また,渇水が長期化する場合には,タンクローリー車を借り上げるなど,水源の確保に努めてまいります。
 以上でございます。

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