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11番(浦上雅彦君) 皆さん,こんにちは。
 今11月定例岡山市議会の個人戦の最終日の大トリをとらせていただきます政隆会の浦上でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。
 傍聴席の市民の皆様,ようこそ岡山市議会へ。大変に御苦労さまでございます。
 私の本日の質問は,項目はたった2問ということで,本日の大トリをとるのにふさわしい大変スタイリッシュなものになっております。あっという間に進みますので,どうぞよろしくお願いをいたします。
 最後の最後の大トリで,ごでごで1時間ぐらいやってもいい感じで終われませんので,さっと,例えるなら一足早い春風のように駆け抜けていきますので,よろしくお願いいたします。
 時間つぶしをしてるわけでも何でもございませんが,朝一番で田口議員から,学びからの逃亡ということで,最近の子どもは全然勉強しなくなったというお話がございました。そのとき,僕ふっと思ったんです。子どものころ,勉強,皆さんどうですか,しようりましたか。(「はい」と呼ぶ者あり)
 はいという答えもたくさん返ってきますけれども,私も思い出したんですけど,おふくろが「そろそろ宿題しなさい」というふうに言うと,今しようと思うとったのに,おふくろが言ったばっかりにもうしないという何かわけのわからん理屈で,いっつもそれを言ってたような記憶がございます。何か部屋で遊んでたら,そろそろ勉強しなさいというふうに来るとですね,今しようと思ったところなのに,おふくろがそういうことを言うから,もうする気が起きなくなったとかいうことをずうっと言ってたような記憶がございます。
 そういうことはさておいて,ただ僕が子どものころは親を大切にしなさいということと,仲間を裏切ってはいけないと,仲間を大切にしなさいというようなことを,徹底的に小学校の低学年のときに教えられたような記憶があるんです。今も昔も教科書は一緒だと思うんですけども,何かそんな記憶がございます。親を大切にしなさいということ,仲間を大切にしなさいと,そういうようなのを強く教わったような気がいたします。そういう教育こそが,自分をはぐくんでくれた受け皿への感謝──例えば,一番身近な小さな受け皿は家でしょう。家族への感謝,また地域への感謝,また岡山市への感謝,日本国への感謝,そして地球への感謝ということにつながっていくんだと思います。それこそ市長が言われておった「Save the Earth Citizens Registration rally」につながってくるんではないかなと思います。脱線しましたけれども,4分たちましたのでそろそろ質問に入らせていただきたいと思います。
 1番,政令市について。
 岡山市を取り巻くさまざまな環境が,今夢あふれております。夢にあふれかえっていると言っても過言でないと思います。5年後の岡山市は,今からでは想像もできないほどステータスに満ち満ちたまちになっているはずであります。
 岡山駅西口の再開発ツインタワービルをメーンに,中にはNHK,デジタルミュージアム,それから全日空ホテル等が入る予定であります。また,2008年度完成予定のザ・ハヤシバラシティー,これはすごい。総事業費が1,500億円ということで,岡山市の平成14年度一般会計予算が2,000億円程度ですから,市の年間予算の4分の3をつぎ込んでの大事業と,簡単に計算するとそういうことになります。民間ならではの大胆な発想に期待が集まるところであります。
 それから,操車場跡地にドームが,平成15年4月に完成をいたします。コンサートは8,000人収容可能,ソフトボール,テニスコートは8コートとれる中四国最大のドームでございます。そのドームを核とした西部のまちづくりが展開されます。また,新岡山駅──名前は仮称ですけれども──が建設され,さまざまなゾーニングが計画されております。そしてまた,平成17年度には岡山で国体が開催をされます。
 このように,岡山市の持つ力を引き上げる大型計画がいろいろと行われる中,さらには時の総務大臣が岡山出身ということで,奇跡的に政令市になるチャンスが訪れているわけであります。もう奇跡的に訪れている。何が何でもここは政令市になっておくべき千載一遇のチャンスであろうかと思います。(「そうだ」と呼ぶ者あり)
 ありがとうございます。
 ここで政令市にならなければ将来の岡山市に暗い陰を落とす原因となります。長い岡山市の歴史の中で決断力と行動力,そして理解のなかった議会として,情けなかった議会として語り継がれていくのは真っ平であります。できることなら玉野市さん,灘崎町さんと合併をして政令市になるべきであります。
 先ほど楠木先生,ちょっと夢を語られておりましたけども,私も……,ある政党の皆さんは反対のようですけれども,それがよくわかりません。合併が完了すれば合併祝福金が約500億円でしたか,合併祝福金500億,それから国からの交付金,毎年250億円出ると。わかりやすくていいと思うのですが,市民の意識の底上げを図る前に,合併に対する警告ばかりを言っておられますけれども,それでは夢がないと思います。岡山市民の皆さん,我々と一緒に夢を見ましょう。わくわくした気持ちを取り戻しましょう。もしそれが夢で終わったとしてもいいじゃないですか。初めっからこうなったらどうする,ああなったらどうすると言ってるよりは100倍ましであります。反対をするのは,簡単で,ある意味格好いいけれども,さまざまな問題を抱えながらも前進をしていくことこそが意義あることであると思います。
 前回の議会で,合併は結婚と同じであると。恋愛しないといけない。(「自分の事か」と呼ぶ者あり)
 はい,合併が完了するまでには私もゴールインしたいと思います。玉野さん,灘崎さんのよいところをたくさん知って,もっと岡山市民全体でラブコールしなければ伝わらないと,玉野さん,灘崎さんに伝わらないと申しました。あれから3カ月が過ぎましたが,今はどの段階になって進んでいるのでしょうか。
 前回の私の質問以降,「市民のひろば おかやま」で,合併と政令市に関する記事をよく目にするようになりました。一歩前進,すばらしいことであると思います。当局のとらえている玉野さん,灘崎さんに対しての合併の進捗状況,また当局の思いと今の現状,玉野,灘崎さんが今岡山市のことをどう思っているのか,我々岡山市民のことをどう言っているのか,わかっていることがあれば教えてください。
 また,先ほどから合併を恋愛に例えて,ゴールインを合併完了とするならば,今岡山市と玉野,灘崎さんはつき合っているのか,手ぐらいつないだのか,詳しくお聞かせ願います。それがこの項1つ目。
 この項2つ目としては,前回の私の質問で,質問を取りやめた岡山県とのすり合わせについてであります。岡山県とのすり合わせの議論はしているのか,していないのか。進んでいるのか,進んでいないのか。また,岡山県議会とのすり合わせはどうなっているのか。これは田畑先生が質問をされまして,答弁は,岡山県と岡山市当局は密接に連絡をとり合っているということでございました。それではもう一歩踏み込んで,岡山県は我が岡山市が政令市になることについてどう言っているのか,岡山県の見解をお示しください。
 以上で1つ目の項を終わります。
 もう最後の項,入札制度について。
 平成11年7月に導入された,いわゆるコロコロポンですけれども,土木建築業界の方はわかりますね,このコロコロとしたら,ぽろっと出てくる。コロコロポンですけれども,私の耳に入ってくる評判はなかなかよいものがございます。それに関して,唯一苦言を呈するなら,昨年の議会で,いつか申し上げたとおり,67%以上,85%以下の範囲で玉が出てくるんですけれども,その67%が低過ぎますよと。そんな低い単価で落札してもいい仕事ができるわけないですよと。せめてそれを70%ぐらいまで引き上げたらどうですかと訴えさせていただきました。しかし,きょうも,本日もなおコロコロポンは67%からのままであります。しかし,百歩譲って,あれはあれのままでも構いません。なぜなら,現在もっとひどい入札制度が導入されているからであります。どうしても納得いかない,絶対に譲れないのが底なし入札であります。高入札は禁止で,低入札はオーケー,これはおかしな話であります。高入札は禁止,低入札はオーケーなんです。それできょうはですね,高入札は禁止というのはおかしな話なんですけども,それはさておき次回に回して,きょうは低入札に焦点を絞っていきたいと思います。
 御存じのとおり,8,000万円以上の工事は郵便入札で行われます。局留郵便を使い,入札のメンバーがだれにもわからないように工夫されたもので,いわゆる見えない敵と戦わなければならない過酷な入札方法であります。しかし,私は別に郵便入札がどうこう言ってるわけではないのであります。入札のツールとして郵便を使うのはいい考えだと思います。私が本日,心から訴えさせていただきたいのは,その郵便入札には底がないという点であります。
 低入札で落札された場合は調査が入ると言われてますけれども,ことし9月,許容価格7,600万円の工事が出まして,3,500万円で落札。調査が入って数日後,落札認定。実に47%。11月には,1億1,000万円の許容価格のものが4,900万円で落札。これも落札認定。これは44%。ほかにもたくさんの実例がございます。1億円の工事のものが4,000万円で実際に工事ができるのでしょうか,それで赤字が出ないのでしょうか。4,000万円で工事ができるのなら,許容価格の1億円というのは一体何なんでしょうか。低入札で落札した土木業者は,赤字覚悟で低入札をしているはずであります。元請はそれでも利益を出そうとして,さらにとんでもない金額で下請に仕事を出しているはずです。下請業者は,仕事を受ければ確実に赤字でありますが,それでも従業員を遊ばせるよりはましだと思って仕事を引き受けてるんだと思います。これを続けていたらですね,いつか元請業者も下請業者も必ず力尽きてしまいます。結局,行政がデフレの大きな波にさらなる拍車をかけているのであります。
 事務所に電話番だけの人間を置いて,現場で活躍する従業員は一人もいない,もちろんトラックも重機も何にもない,極めて簡素化された会社,いわゆるペーパーカンパニーを排除するんだと。このペーパーカンパニーを排除しますと言っていた岡山市ですけれども,結果からして,このペーパーカンパニースタイルでしかやっていけないような状況を,ペーパーカンパニースタイルでしか生き残れないような状況を,行政自身がつくり出しているのであります。会社に作業員を置いて,重機を所有している会社は1億円の工事を4,000万円で落札することは絶対にできません。まともに頑張っている会社はそんなことができるはずがないんです。
 そこで,どうかこの底なし入札の改善を検討していただきますようお願いします。
 8,000万円以上の工事もコロコロポンの改良版で行うのがいいと思います。そうすれば,底が決まっているので,最低額で落札しても手抜き工事をすることなく,企業努力のできる範囲でやっていけると思います。何度も申しますけれども,役所が価格破壊を許すことにより,岡山市内の土木・建設業界にデフレーションを巻き起こしております。地元のまじめな土木業者の悲鳴が聞こえてきそうであります。早急な改善を検討していただきますようお願いを申し上げます。
 以上をもちまして,2002年11月定例市議会質問戦の大トリの質問を終わらせていただきます。
 最後の最後の質問でありますので,ことし最後の答弁をされるに当たって,思い残すことのない答弁をよろしくお願いを申し上げます。
 終わります。(拍手)




市長(萩原誠司君) 浦上議員の大トリの質問にお答えをいたします。
 まず,政令市を例えて恋愛の,あるいは結婚への道程との関係でどうかと。おつき合いをしてることは公表しました,ですね。手は握り合って,この間議論をさせていただきました。要するに,おつき合いをしていることを,ちょっとこれは制度が古いかもしれませんけども,一番のやっぱりポイントは市民の方々ですので,行政としておつき合いをしている,議論をしている,そのことを親権者である市民の方々にしっかり公表したわけであります。そして,多くの方々と,これからおつき合いをする中で,次にどういう人生設計をするかということを議論をさせていただきたいということを,今お願いをしている。要するにおつき合いは認めたんです。しかし,結婚するかどうかについていうと,こういう人生設計を考えてるというところを,いろんな方々が気にされますので,人生設計について次は突っ込んだ議論をしてよろしいか,家はどうする,車は買うか買わないか,あるいは子どもは何人つくるか,そういうことについて人生設計をお二人でさせてほしい,そういうことで今議論が進展をしているわけであります。
 いずれにしましても,議員のお尋ねにありましたように,夢というものは私も必要だと思います。
 余談でありますけれども,この間,我が母校,大安寺高等学校の40周年記念式典がありまして,太田さんも行っとられましたよね。いろんな議論をしたんですけども,最後にうっと思ったのは,現役の生徒会長があいさつに立って,私たちは幸せであるけれども,夢がない。この夢をどうつくるかが今後の課題だというあいさつをいたしました。
 今,全国の合併論の中で,ほとんどがいわゆる守り,どうやって耐えていくかという合併論である。その中で我々のところに,少なくとも夢の語れる,子どもたちへの夢,環境への夢,あるいは都市づくりへの夢,雇用への夢というのが語れる合併論ができていることを私は評価をさせていただきたいと思っております。
 もう一つ,追加で申し上げます。
 余談にはなりますけれども,今御質問にありましたように,いろいろな動きが岡山市にあります。まだまだデフレを克服はしていません。しかし,新聞の情報等によりますと,中国地方各地域の景況感というものがあって,例えば広島はちょっと回復している。高松は少し悪くなってる。そういう景況感の中で,何と岡山市を中心としたこの地域は対前期でですね,景況感の改善が10ポイントあった。実は,中国地方では最大の景況感というか,前向きの意識の改善があったということであります。まだまだ水面下なんですけども,水面下比率がぐっと減っているわけであります。お互いに前向きな夢を実現できるように頑張ってまいりたい,そういうふうに御答弁をさせていただきます。
 議員の方も結婚に向けて頑張っていただきたいと思います。




企画局長(天野勝昭君) 市長答弁で終わらせていただけばいいんですけど,ちょっと1件,政令指定都市について県はどう考えているのかということがございましたので。
 この県議会におきまして,県知事は次のようにお考えを述べられております。
 過去の政令指定都市移行の例を見ても,法的な手続ではないが,当該市と市議会に加え県及び県議会からも国へ要望が出ている。今回の弾力的指定に当たっても,こうした県と市の要望があることを踏まえ,指定がなされるものと考えている。今回の県南政令市構想については,関係市が今後とも一層幅広い論議を尽くされることが重要であり,そうした論議の動向を十分に見きわめながら,県議会の皆様方との協議も踏まえた上で,県としての考え方を取りまとめてまいりたいと,このように答弁されているというようにお聞きしているところでございます。
 以上でございます。



財政局長(角田秀夫君) 入札制度についてお答えいたします。
 低入札価格調査制度につきましては,岡山県建設業協会から提出された最低制限価格決定方式の廃止等を求める請願が,平成14年2月定例市議会において採択されたことを受けまして,本年7月の入札制度の改正の中で,郵便入札の試行等とあわせ,対象工事をそれまでの建築工事4億円以上,土木工事3億円以上,その他の工事2億円以上から,一律8,000万円以上の公募型指名競争入札にまで引き下げたところでございます。その結果,議員御指摘のとおり,本年7月以降11月末までに実施した公募型指名競争入札18件のうち12件が低入札価格調査の対象となるなど,対象工事の拡大に伴い低価格化の傾向が見られます。
 しかしながら,制度導入後,まだ日が浅く,その影響等について十分な検証ができていないことから,今後,該当工事の施工状況等を検証する中で,必要な改善について検討してまいりたいと考えております。
 以上でございます。


◆11番(浦上雅彦君) 御答弁ありがとうございました。
 まず,政令市のことですけれども,もう我々が政令市になろうと,推進してくだってる議員の方たちにお訴えしますけれども,できることが一つあります。というか,一つしかないんです。我々は,玉野さん,灘崎さんの市民,町民の方の心を揺るがすことはできないですね,岡山市の議員ですから当然。最近,いい情報が余り耳に入ってきませんね,何か玉野市議会も全部何かもう反対だったような感じ。知事の答弁とかを見てもそんな賛成的でもない,県の方も余り乗り気じゃないし,玉野さんも余りそうでもないというような感じ。だけど,このまま終わるわけにはいかない。唯一できる方法は,我々は岡山市の議員ですから,岡山市民に合併して政令市になったらこんなにすてきなことだよと,こういういいことになるよということをしっかりもう,一人でも多くの人に伝えていく。みんなで力を合わせてですね,しっかり岡山市民に伝えていく。そうすれば岡山の大きな波で,玉野,灘崎さんへ,僕が言うような岡山市民全員でもって──そんなことは不可能ですけれども,非常に大きな熱が伝わるかもしれない。玉野,灘崎さんに大きなラブコールができるということ,もうこれしかないと思います。ですから,自分の地域の人,また支援者の方に,合併して政令市になることは,こんなにすばらしいことなんだと,ぜひ賛成してくれということを自分の住んでる,自分のところへやっぱり1人でも多く,それに賛同していただける市民を多くつくって,それを玉野,灘崎さんにぶつけていくと,これしかないと思います。どうか御協力のほどよろしくお願いいたします。私も頑張ります。質問ではありません。
 それから,入札制度について御答弁ありがとうございます。
 建設業協会の陳情という話ですけれども,私は建設業協会の方と話をして,きょうそれで質問をしたわけでも何でもないんです。そういうことなら余計になかなか言い出せないと思うんです,陳情している経過があるから余計に,その関係の方はやめてくれえとかいうて。自分がやってくれえいうて言ったばっかりじゃから言えないと思います。また,わからないですけど,もうおれが勝手に自分なりの推測するにですね,読み違いというのもあるかもしれないんです。大きな会社が加盟している協会ですから,そういうふうに底を外すことによって,大手でしかできないだろうというふうな感じで思われたかもしれない。しかし,あけてみたら小さな会社も,例えば,うちの目の前であるからとか,これをとれなかったらうちの会社の看板のメンツが通らないんだということで,性根を見せてるんですよ,性根を。それで,小さくても性根を見せるぞということで,性根の見せ合いをして,それが続いてるわけです。結果からして,いいことにはなってないのはもう間違いないですから。それが建設業協会の読み違いであっても,びっくりされてるかもしれないし,これを予測してたかもしれないし,わからないですけれども,いずれにしても価格破壊につながっておりますので,ぜひ検討をしていただきたいと思います。これも答弁はよろしいですので,申し入れで終わらせていただきたいと思います。
 今度こそ壇上を去りたいと思います。1年間大変お世話になりありがとうございました。
 終わります。(拍手)
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