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11番(浦上雅彦君) お疲れさまでございます。政隆会の浦上でございます。
 傍聴席の皆様方,ようこそ岡山市議会の議場へおいでくださいました。雨の中,大変に御苦労さまでございます。
 また,議員の皆様方,そして当局の皆様方,長い長いこの12月議会の質問戦で大変にお疲れのことと思いますけれども,私の質問が終わりますと,あすで質問戦は最後となりますから,もうゴールは間近ですので,あと少し議論を深めて頑張っていきたいと思います。頑張りましょう。
 三宅英夫先生が,新風会の代表質問の折,冒頭に世界平和を訴えておられました。私も全く同感,そのとおりだなあと思いました。ニュース等を見ておりますと,考えられないような,信じられないような事件,事故が毎日国内でも起こっております。だんだんおかしな世の中になってきたなあと思うんですけれども,それでもやはり世界的に見れば,我が国日本は大変平和なすばらしい国であると実感をするわけです。
 日曜日とかになりますと,スポーツ少年団のソフトボール大会とか,また親子サッカーであるとか,子どもがスポーツを楽しんでいる。親が観戦に来ている。青空のもと,スポーツができる。やはり,世界を見たらそういうことがままならない国もたくさんあるわけでして,日本は平和なすばらしい国だと思います。
 遠い国の話ではございません。飛行機で何時間か飛ぶとテロを受けたアメリカにもすぐ着きますし,また,テロの撲滅ということで,毎日のようにアフガンは空爆を受けて民間人が何人も亡くなっているようなとんでもない状態,世界にはそういうところもあるということであります。
 そういうことを考えますと,我が国日本は,いろんな変な事件も起こっておりますけれども,世界的に見たら大変平和な国であると。また,今のすばらしい国をつくってくださった大先輩の方々,敗戦国でありますけれども,戦前,戦後,また戦後の高度成長期を支えてくださった,年で言うなら90歳・80歳・70歳代の方々,私どもの大先輩の方々の血のにじむような努力で,今のすばらしい日本がつくられておると思います。改めて,大先輩の方々に敬意を表さなければならんと思います。
 また,30年先,40年先,50年先に,世界ではいろんなことが起こっているけれども,日本は,平和だなあと若者が思ってくれるような国にしなければいけないと。また,それは今80歳のあの方たちの世代が,70歳のあの方たちの世代がようやってくれたからだと言われるような国にしていかなければならないと強く思うわけであります。
 大きな話ばっかりしましたが,目の前の現実の質問にそろそろ入らせていただきますけれども,私が強く望みますのは岡山市の独自性でありまして,日本の中の確固たる岡山市,その岡山市のすばらしい独自性を守りながら,その一方で新しいものもつくり上げていくことが重要であろうかと思います。岡山市ならではの強烈な個性,外に向けて放つ力強い光を期待しながら質問に入りたいと思います。
 それでは第1項,以前松岡先生も質問をされましたけれども,岡山市のエコ事業について入らせていただきます。
 私ほどエコという言葉が似合わない人間はいないと思っておりましたけれども,私もとうとうエコ感覚に目覚めました。私にはむだが多いので,何から取り組もうかとあれこれ考えさせられますが,環境問題を考えながらむだをなくすということがエコの基本的な考えですから,私の場合,まずはむだなエネルギーを夜な夜なとり過ぎないようにして,そしてむだについている肉を減らしていこうと思っております。(笑声)
 冗談はさておき,本年4月に国と特殊法人に環境に優しい製品の購入を義務づけ,地方自治体にも努力目標として課すグリーン購入法が施行されました。これは循環型社会形成促進基本法の一つで,家電リサイクル法等の個別の物品に応じた規制ではなくて,需要面から支援を促す,循環型社会の形成を促進するには画期的な法律であると思います。実際は,まだいろいろと問題があるようですけれども,私は市民のエコ感覚の底上げが図れる法律であると評価しております。
 そこで,岡山市におけるグリーン購入法の施行以後の実施はどうなっておりますでしょうか。グリーン購入法を推進するための調達方針の作成と,環境負荷の低い物品の調達をある程度は義務づけているのかどうかお聞かせいただきたいと思います。
 例えば,リサイクル専用の一大エコタウンの地域をつくり,リサイクル専門の企業を集めて岡山市から出るすべての廃棄物のリサイクルを目指してはどうでしょうか。
 夢のような話ですけれども,環境の時代に突入した今日,リサイクルの企業を集めて,行政がインキュベートするといったような事業は,岡山市の目指す力強い光を放つヒントが見え隠れしている大きなテーマとしてとらえていただきたいと思います。当局の御所見をお伺いいたします。
 それでは第2項,児島湖の浄化について。
 現在,児島湖の浄化作戦として,農水省が大プロジェクトを組んでしゅんせつ工事を実施しております。これは上流から流れ込んだ生活排水や工場排水等により児島湖の水質は悪化し,これが原因で湖の底にヘドロが蓄積した結果によるものであります。
 私が生まれる7年前,昭和33年に児島湖の締め切りがなされて既に43年が経過しております。児島湖の浄化については,以前より各種団体がいろんなPR戦略をしていたことは皆様方もよく御存じのことと思います。
 足守川,笹ケ瀬川等々から水が流れ込んでおりますが,その上・中・下流で合成石けんの使用制限等,少し前まで市民が一丸となって活動しておりましたが,現在はその熱意が感じられないと思うのは私だけでありましょうか。岡山市の対策としては,現在どのような施策をされておるのでしょうか。
 また,その施策で十分であるとお考えでしょうか。
 児島湖浄化につきましては,再度,市民と一体となって市政の重点施策として位置づけ,市民のパワーを盛り上げていきたいと考えますが,当局のお考えをお聞かせください。
 続きまして第3項,浄化槽の撤去対策について。
 岡山市の周辺地域では,下水道整備を今か今かと待ち望んでおります。現在は,浄化槽に頼っておりますが,下水が整備されますと下水道法に基づき,浄化槽,大型集中浄化槽も廃止となり,公共下水道に接続しなければならないことになります。ここで問題となりますのが浄化槽,大型集中浄化槽の抜き取りでありますが,行政指導は何もなく,所有者の責任上処理すべきものとなっているのが現状です。
 そこでお尋ねいたします。
 下水道接続までの浄化槽は一般廃棄物になりますか。また,浄化槽を抜き取らないでそのままにしておいて,建物等を売買して所有権の移転をした際には,個人でも,法人でも,それぞれの中身のし尿は一般廃棄物になるのか産業廃棄物になるのかお教えいただきたい。
 環境行政から下水道行政に移行する際での大きな問題点であると思います。抜き取りをほうっておくとさまざまな問題が発生することは,行政サイドにおられる方々には十分予測できると思います。下水道に接続するときに,地権者と環境局,下水道局の三者で問題点の提示をし,後々に問題が起こらないよう十分に三者協議をすべきであると考えます。
 接続の際には浄化槽のし尿を下水管に移すこととするのでしょうか,それともバキューム車で処理してくれるのでありましょうか。なぜ,市民の方々に処理方法をPRしないのでしょうか。下水道行政と環境行政の守備範囲を明確にお示しいただきたいと思います。
 具体的にどのような対策を講じられるのか,当局のお考えをお聞かせ願います。
 それでは第4の項,岡山市のエイズ対策について。
 この項では,(1)まず岡山市もしくは岡山県におけるエイズの実態について教えていただきたいと思います。エイズ患者の人数とエイズ感染者の人数をできれば過去5年間の推移でお示しいただきたいと思います。
 (2)もうすぐエイズの特効薬ができるだとか,できただとか,未確認の情報がありますが,エイズは依然として死に直面する恐ろしい病気であるのか,もうそうではないのか確認するためにも,エイズ治療の最前線の実態を正確に教えていただきたいと思います。
 (3)岡山市もしくは岡山県としてはエイズ感染者,いわゆるキャリアの住所等を把握しているのでしょうか。そして,感染者に対して生活の中で何か指導等を行っているのでしょうか。
 この質問は人権問題が密接に関係していますが,答弁によっては市民のエイズに対する間違った不安が消えるかもしれませんので,差しさわりのない範囲でお答え願います。
 (4)最近のエイズに感染する主な感染ルートの傾向を教えていただきたいと思います。
 (5)岡山市として,エイズに対する啓発活動はどうなっているのでしょうか。また,これからどのような啓発活動を行っていくのか教えていただきたいと思います。
 エイズ感染者が増加傾向にあり,感染者の年齢も下がってきているのであれば大変大きな問題であります。言わずと知れた青少年の健全育成は,未来の岡山市を支える最重要課題であり,私も議員活動の柱にしております。喫煙だとか,いじめだとか,非行等いろいろな問題がありますけれども,岡山市内にエイズが蔓延しつつあるならば,大変な危機感を持って早急に取り組まなければならないと思います。中高生の教育現場でも重要な問題としてとらえるべきであります。
 性教育に加えて,エイズに対する正しい知識を教えるべきだと考えますが,どう思われますか,教育長のお考えをお伺いいたします。
 続きまして5番目,山崎地区の浸水についてに入らせていただきます。
 昨年より,念願の倉安川の改修工事が富山学区,旭操学区でも始まりました。大変にありがたいことだと学区民の喜びの声をよく耳にいたします。改めまして,御礼申し上げます。ありがとうございます。
 そして,その華やかな工事の裏側で,山崎地区のハイライフを中心とした5つの町内会は,今もなお浸水の恐怖におびえているのが実情です。それは,ある1本の用水がはんらんして浸水を引き起こすわけなんですが,その原因がわかりました。浸水する時期はその用水の水位が高い時期で,6月から10月にかけて,いわゆるかんがい期に限ります。円山地区の操山へ降った雨は倉安川の下をくぐって,いわゆるサイホンを通ってその用水へ流れ込みます。これが原因であります。その用水の水位の高い時期に1時間程度でも強い雨が降りますと,操山に降った雨は倉安川に流れ込むのではなく,倉安川の下を通ってその用水に流れ込むわけであります。そして,山崎地区の土地が低いことも原因となってその用水がはんらんして浸水を引き起こすわけであります。
 本日は,この問題の解決をお願いしたいと思います。ハイライフを中心とした山崎地区の住民の皆様方が,かんがい期でも安心して暮らせるようにしていただきたい。家の目の前で行われている倉安川の改修工事は地域住民に大変な安心を与えていることは間違いございませんが,あと一息,山崎地区の用水の改善をぜひしていただきたいと思います。
 例えば,その用水に流れ込むのではなくて,倉安川に直接放流できるようにサイホンの部分を工事していただくとか,もしくはかんがい期に雨が降り始めたら,下流の地域の方が確実に樋門をあけてくださるようにするとか,それにはこの用水は農業用用水ですので,下流地域の農業水利土木員の方たちの深い御理解が必要であろうかと思いますが,いずれにしても浸水しないようにする方法はあると思います。当局の御所見をお伺いいたします。
 最後の項,県道平井・神崎線の将来像について。
 県道平井・神崎線については私はもうシリーズ化しておりまして,岡山県の方へもみずから陳情に行かせていただき,大体の状況は把握しておるつもりであります。本日は,発想を転換いたしまして,県道平井・神崎線の実現を訴えながら,この際開き直ってその先にある橋の実現の可能性をお聞きしたいと思います。
 御存じのとおり,岡山市のど真ん中を旭川が流れております。そのため,旭川より西の地域と東の地域があり,西地区の人口が約40万人,東地区が約22万人で,岡山県庁,岡山市役所,岡山駅等々重要な公共的機関・施設はすべて西地区に集中しております。そのため,天満屋,高島屋等の大型デパートももちろん西地区にあり,一大繁華街,歓楽街も西地区にしかありません。当然のことながら,東から西へ,西から東へ行くには100%橋を渡ることになります。ここが肝心なところであります。西地区人口40万人,東地区人口22万人もの人がお互い行き交うのに100%の確率で橋を使うわけであります。橋を渡らなければ仕事へも行けないわけですし,橋を渡らなければ家へも帰れません。
 現在,岡山市の中心部にかかっている橋は,桜橋,新京橋,相生橋,新鶴見橋,岡北大橋の5本です。岡山市の面積,人口等を考えても橋の数が少な過ぎます。極端な言い方をしますと,旭川より東地区の発展が遅れているのは,橋の数が足らないからだと言えると思います。この際,橋を1本かけていただけるように訴えさせていただきます。
 ゆっくりとしたペースではありますが,平井・神崎線が少しずつ進んでいる以上,その計画に沿って平井地区から七日市へ橋をかけるべきだと思います。
 橋の名前はわかりませんけれども,〇〇橋促進期成会だとか,〇〇橋促進議員連盟だとかをつくって,議会の中でも橋への思いの底上げをし,また市民の皆様にも橋をかけることを熱望するムードを盛り上げていただきたいと思います。萩原市長におかれましては,ぜひ人と人のかけ橋になっていただきたいと思います。当局の御所見をお伺いいたします。
 以上で私の第1回目の質問を終わらせていただきます。
 ありがとうございました。(拍手)



市長(萩原誠司君) 御苦労さんでございます。
 児島湖ですけれども,正直に言いまして,なかなか水質改善が進まないなあという思いは私も同じであります。児島湖清掃大作戦というようなことの中で,貝原議員なんかにもいろいろ毎年御協力いただきながら,さらには,例えば私の大野学区なんかは大分上流になりますけれど,結構運動が盛んで,石けんはもとより,人もたくさん出ていただいてやっておりますので,熱意が下がったということはないんだけど,効果がなかなか出んというのが今の私どもの感覚であります。一部に農林省の方が泥を引き上げる──しゅんせつというんですか──作業がそれなりに効果があったというんで,湾の方の漁協に聞きますと,アユがあそこの樋門から入っているのを見たとか,そういう話がありますので,まあじわじわ効果が上がっているのかなあと思います。
 しかし,これが新しい段階に来ると,しゅんせつをしても一定の効果はあるけれども,それ以上行かんわけですから次の段階,だから石けん等の話で第1段階,しゅんせつをしてみて第2段階,次はどうなのかというのをこの間たまたま川口大臣が来ておられたときに石井知事とも話をしたんですよ。そしたら,やっぱり知事ももう一歩考えなければいかんなあという思いがあるようでありまして,例えばアシとかヨシとかというものをもう少し活用して,それこそエコでもってエコを制すという,そういう形をとるとかということもあります。
 いずれにしても,児島湖については倉敷川も流れ込んでいますので──倉敷川がなかなか水質が悪いんです,これがもう,ちなみに言うと。そういうことで,県の方にもこれはぜひ御協力をということで,県の方で第4期児島湖の環境保全に係る湖沼水質保全計画というものを策定中だそうで,この中に,いろんなことを入れ込んでいただくよう私どもからもお話をしておりますし,また我々,流域市町村がやはり一丸になって取り組んでいく課題だと思います。
 いずれにしても,新しい段階を迎えつつあるので,これまでの発想プラスアルファをこの計画の中に盛り込もうということで運動させていただきますので,御支援のほどをお願いします。
 それから,下水道と浄化槽の問題ですが,廃棄物の処理及び清掃に関する法律──廃掃法ですか──の第2条第2項では,し尿及び浄化槽に係る汚泥は一般廃棄物であるという定義であります。問題はその後なんですけれども,確かに私も聞いてみましたら,相当問題があります。多面的な問題です。産業界との関係もあるし,一朝一夕に私どもがこうすれば済むということもないんですけれども,ただし置き去りにされた浄化槽の中には,下水道局ないしは環境局が,下水道につけかわるときに,これはこうしなければいけませんと明確に処理方針を言っていれば,妙なことにならなかったものがあるのではないかというのは,私はおっしゃるとおりだと思うんです。これは実は課題として,まだ明確な方針が出せない問題なんですけれども,ざっくり申し上げますと,今,下水道局を中心として下水道の総合的な検討が行われています。その検討というのは下水道だけじゃなくて,この合併処理浄化槽や農業集落排水も含めて,いわゆる汚水処理全体として物事をとらえようというふうになっています。ここに実は本源的な解決の糸口があるわけで,これは議員のお話にもありましたけれども,いろいろなことを分けてやっとる時代は過ぎたんじゃないのと。要するに,いわゆる縦割りということはおかしいんじゃないかと。こういうことが私は本源的にあると思っていまして,連携にするのか,あるいはこういった問題は一体として下水道局が全部やるのか,そのどちらかになると思いますが,そういった体制整備をしないとずっとこの問題は残っていく。加えて,関連産業界の方々に御協力をお願いする分野も出てくるということであります。
 そして,放置されたものは大変なことになりますので,つけかえのときに,条例なのか,あるいは法的な根拠を持った命令なのかは別として,きちっとした処理ができるように,市としての行動規範と民間における行動規範というものを定めていく必要があるというふうに思っておりますので,よろしくお願いしたいし,また今後の非常に重要な検討のテーマになると思います。
 それから,山崎地区の浸水問題でありますが,実はこれは議員のお尋ねの中にもありましたとおりであります。倉安川を幾ら改修しても,一部残っているところが出ているという問題です。ほとんどの地域は倉安川の改修でおよそ50ミリとか降っても大丈夫というふうになっているんですが,この地区だけはまさにサイホンで知らん間にどっと来るという問題があります。さらに言いますと,解決の可能性はあると思います。もう少し具体的に言うと,ただそこには農業水利土木員を代表とする農業者の方々の思いと,それから地区の住民の方々で非農家の方々の思いというものがうまく合うという,そういう形が必要だと私は思います。そのために,市としても仲介の労をとるなどの作業もいとうつもりはありません。
 また,この間,伏見さんの御質問にありましたけれども,個別雨水流出抑制施設設置補助制度の3分の2補助というのがあります。こういったものも地区の方で少し対応をすることによって自衛をする。自衛をした上で農業者の方々に,私たちも頑張っていますからひとつ御協力をというようなことを持っていくというような流れもあるのではないかなあと思います。
 私どもとしては,そういう地域における問題解決が進むように,一度とにかくどれぐらいの水処理をする必要があるのか試算をしてくれんかということで,助役,あれは河川港湾でしたか……。(「そうです,はい」と呼ぶ者あり)
 河川港湾の方にきのうの晩,押しつけはやめようよと,とにかく技術をもって,こういう地形でこうなっとるんだから,何ミリ降ったらこれぐらいの処理が時間当たり必要なんだという,そういう頭の整理をまずせんと,それはどうやってやってもね,何ぼ処理せにゃいかんかわからんかったら困りますから,そういうことでまず御協力の第一歩をしるしていこうと思います。
 議員におかれても,この間の質問のときにありましたけれども,この個別雨水流出抑制施設設置補助制度について地域の方々に周知をいただく労をおとりいただきたいし,それが実は,先ほどの合併浄化槽の問題にも直ちに関係しているということにもなっておるわけであります。
 以上,私からお答えをいたします。



保健福祉局長(堀川幸茂君) 岡山市のエイズ対策について,一括して答弁させていただきます。
 エイズの実態につきましては,患者数の把握は県単位で行うこととなっておりまして,その中で岡山県の状況は,これまでの累積で,感染者7人,患者6人の計13人となっております。過去の推移につきましては,感染者が平成3年,平成6年,平成8年に各1人,それから平成9年に2人,それから平成13年9月末で2人。それから患者の方ですが,平成6年に1人,平成12年に3人,13年6月末までで2人と報告されております。
 エイズ治療につきましては大変進歩しておりますが,エイズウイルスは除去できるものではございませんが,増殖を抑える薬が幾つも開発されており,複数の薬を服用することで発病をおくらせることができるようになったという状況でございます。
 感染者の住所・氏名につきましては,医療機関等からの発生届や保健所での検査実施が匿名でございますので,把握しておりませんが,患者が地域で安心して生活できるように,保健所におきましては匿名のままで生活上のさまざまな相談に応じるとともに,必要な指導を行っておるところでございます。
 エイズの主な感染ルートにつきましては,皆様方御承知かと思いますが,性行為による感染のうち異性間性接触によるものが45.5%,男性間性接触によるものが28.9%でございまして,合わせて74.4%となっております。
 エイズに係る啓発活動につきましては,エイズ・性感染症の出前講座やビデオ等の機材の貸し出し,またパンフレットの提供,世界エイズデーに関連したイベントなど,さまざまな事業を行っておるところでございます。
 また,今後につきましては,HIV抗体検査や面接,エイズホットライン電話での相談事業を匿名で行うなど,保健所における体制を充実させる中で,エイズ感染防止に取り組んでいきたいと考えております。
 以上でございます。



環境局長(中山正汎君) エコ事業についてのお尋ねでございます。
 まず,グリーン購入法の施行以後の状況はどうかというお尋ねでございます。
 議員御指摘のように,本年4月からリサイクル社会を支えるグリーン購入法が施行になりました。岡山市といたしましても,現在,古紙配合率100%のコピー用紙を使用いたしております。また各課共通の事務用品や事務服等への環境配慮型製品の導入を進めておるところでございます。
 一方,このグリーン購入法の施行に伴いまして,私どもといたしましては,市民の方々にお願いするようグリーン購入ガイドラインを現在策定中でございまして,このグリーン購入対策を推進することといたしております。次に,第2段階として,今後,個別項目ごとの環境配慮型製品の導入に関する調達目標値の設定について検討してまいりたいというふうに考えております。
 次に,エコ事業に関しての専用エコタウンを目指してはどうかというお尋ねでございます。
 本市におきましても,13年9月議会での松岡議員,さらには先般の新風会の三宅議員,先ほどの下市議員にもお答えしたとおり,環境産業の実現に向けて研究ができる組織を立ち上げまして,基礎研究をまず行い,技術開発,そして実証実験,リサイクル産業の事業化というプロセスの中で,廃棄物のうち有用なものを循環資源として活用することの推進が,適正処理業者の育成につながるものと考えております。まず,第1段階といたしまして,それらの産業の実現に向けた研究ができる組織を立ち上げたいというふうに考えております。
 以上でございます。



都市整備局長(山内靜男君) 県道平井・神崎線の将来像についてでありますが,旭川の橋梁につきましては,議員御指摘のとおり数が少なく,旭川を渡る東西交通にとってはボトルネックとなっております。市街地南部において,東西交通の多くが利用している新京橋,桜橋,旭川大橋──これは2号バイパスのことでございますが──の3橋合わせての交通量は,平成11年の調査におきまして1日に16万2,000台でございます。
 一方,この3つの橋のキャパシティーは11万台前後でありまして,約5万2,000台が容量をオーバーしている状況であります。これを受ける橋の不足が朝夕のピーク時の渋滞の一要因ともなっており,円滑な都市交通を確保する上で,新たな架橋の必要性は強く認識しているところでございます。当橋梁整備につきましては,前後の取り合い道路の整備も含めますと莫大な費用を必要としますことから,本市の厳しい財政状況や国の道路財源の問題,また,平井・神崎線など連絡道路の整備状況等を勘案しながら,今後慎重に検討してまいりたいと考えております。
 以上でございます。



教育長(玉光源爾君) エイズについて正しい知識を学校で教えるべきではないかということと,教育長の考えをということでございます。
 エイズに関する指導を充実させることは大切であると,このように思います。
 現行の学習指導要領ではエイズについての位置づけはございませんけれども,市内の小学校で74校,中学校で24校がこのことについて指導をしております。
 次に,中高生のエイズに対する疾病概念とか,感染経路,その予防についてきちんと理解させて実生活に生かせるようにするためには,やはり家庭との連携を大事にしなければいけないと思っております。
 学校におきましては,参観日とか保護者会,こういう機会を利用いたしまして性教育に対する授業──特に今のエイズを含みます──や親子で聞く講演会というものを実施しておる学校もあるわけでございます。また,保健所が主催しております中高校生に対する性感染症予防出前講座の実施,それから教職員が性教育の研修会への参加をいたしております。
 このように,多くの事例がございますけれども,来年度からの学習指導要領にはエイズという位置づけができますので,さらに充実を図ってまいりたい,このように思っております。
 以上です。



11番(浦上雅彦君) 御答弁ありがとうございました。
 まず,冒頭に申し上げておけばよかったんですけれども,私が市役所へのアプローチが悪いという質問を何度か続けてさせていただきました。駅前から市役所に来るとき,市役所直進と標識がなっていて,真っすぐの真ん中の車線にいたらそのまま大供の方に行ってしまいますよと。そうしたら,もう戻れませんよというような質問を2遍ぐらいさせてもらったんですけれども,きょう通ったらそこの標識が右側大元駅で,左側との何か,ちょうど間に岡山市役所と,正しい標識に改善をされておりました。ありがとうございました。あれでもう市民は迷うことはなく市役所へ来られるようになったと思います。
 それから,エイズですけれども,ふえているということですね。平成3年が1人からぽつぽつと来たのが,ことしががんとふえている。
 それから,保健福祉局長,匿名で生活しているのは患者じゃなくて感染者じゃないんですかね。患者なんですかね。ちょっとその辺が患者と言われたような感じだったんですけれどもね。いずれにしても,ちょっとそれを患者か感染者か聞き間違えたかもしれんので,教えてください。
 エイズは大変にふえているような状況,教育長は学校現場でも危機感を持ってかなり取り組んでいるというような御答弁いただきまして,それをもっと推進すべきだと思います。
 本当に,氷山の一角であろうかと思いますので,これは本当に啓発,啓蒙をどんどんと……。ストップエイズとか,コンドームの着用とかというポスターを最近見かけないもんですから,岡山市がばんばんとそういう啓発運動に力を入れていただきたいと思います。
 それから,環境局と下水道局の問題は市長から答弁いただきまして,ありがとうございました。これから改善してくださると,これからのテーマであると言ってくださったんで,それでもう十分ありがたいんですけれども,例えば,浄化槽の廃止届をもらったら環境局は,中の浄化槽のし尿の有無を確認しないで廃止というふうにするのか。また下水道局は下水道局で,私らはつなぐことしかできんと,中をとってあげる権限はないんじゃというようなことを言われて,お互いの権限を主張されとる中で,実はなすり合いをされているようなところがあるわけです。単純な話で言いますと,下水道を接続するときに環境局にも連絡をとってチェックすれば済むんじゃないかなと思うわけですけれども,よろしくお願いをいたします。
 それから,橋ですけれども,予算が足らないから平井・神崎線とすり合わせて検討をしますということですけれども,いずれにしても,橋をいつかはかけていただきたいと,本当に強く思います。
 それから,山崎地区の浸水に関しましては,市長の方から浸水しなくて済む方法はあると言ってくださいまして,ありがとうございます。個別雨水流出抑制施設設置補助制度──長い文ですけれども──を検討したり,また下流の樋門をあけていただけたりするのを徹底すれば浸水しないで済むと思います。
 全般的に納得がいきました。これで質問を終わらせていただきます。
 ありがとうございました。(拍手)



保健福祉局長(堀川幸茂君) ちょっと不適切な御説明であったかと思いますが,医療機関からの発生届は患者さんにしろ,感染者にしろ,匿名で報告されますので,どちらも同じ扱いになっております。どうぞよろしくお願いします。
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