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6番(浦上雅彦君) 皆さんおはようございます。
 1000年に1度の年,西暦2000年が間もなく終わろうとしております。20世紀最後の岡山市議会の,しかも質問戦最終日の,しかも朝一番に質問できますこと,三手先を読む必要がない朝一番でございます,朝一番に質問できますこと,大変うれしく思っております。このくじ運のよさに対しまして,渡邉事務局長に感謝したいと思います。ありがとうございます。
 感謝といえば,本日は12月15日でありまして,私も皆様方も大変にうれしい12月15日であります。再度,それに見合う働きをしなければならないと心にもう一度誓いたいと思います。
 通告に従って質問に入るわけですけれども,その前に,私もアメリカ諸都市行政視察団の一員としてアメリカへ行ってまいりました。そのときに痛烈に思ったこと,私の気持ちの一端をこの場をおかりしましてお話しさせていただけたらなと思います。
 アメリカへ立っていると,視界に入る範囲で必ず国旗が掲揚されているんです。もうどこへ立っていても,国旗が見えます。ど田舎に行っても,あのど派手な星条旗が堂々と風に舞っている風景がどこに行っても見えるんです。アメリカの方は,アメリカが大好きで,アメリカ万歳と,まあビバアメリカというような感じであります。
 日本はどうでしょうか。一般家庭で国旗を掲揚していたら,逆にちょっと奇異な目で見られると思います。短絡的な表現になるかもしれませんけれども,愛国心ということになるのかもしれません。その言葉を使うと,愛国心イコール軍国主義イコール右翼思想イコール街宣車イコールうるさい,怖いというイメージにつながっていくのかもしれませんけれど,そうではありません。要するに,自分の生まれた国を思う,そして育ったふるさとのことを思う熱い気持ち,これが今アメリカと比べてみて日本に欠けている,今の若者に欠けているんではないかなと思います。何が欠けているかっていう端を探してみますと,なかなか難しいんですけれども,やはり愛国心なのかなと。その言葉を使うと,さっきのイメージのようにちょっと脱線していくわけですけれども,そうではない,大変大切なことではないかなと思います。要は,日本にはなかなか国旗がないと。見つけようと思っても,なかなか見当たらないという話でございます。
 済みません,この話の続きはまた別の日に別の場所で。それでは,通告に従いまして,質問に入らせていただきたいと思います。
 まず,最初の国際・福祉都市についてであります。先月11月24日,山陽新聞の「ちまた」に掲載された文章を拝見し,私は深く感銘を受けました。岡山市在住の平田さんといわれる方が書かれたものですが,かいつまんで説明しますと,岡山市が国連都市に立候補できないだろうか。市内にビルを数棟建てて,コンベンションセンターの機能を加えれば可能なはずである。岡山は大都市ではないが,地方都市としてのアクセスはいいし,気候も温暖である。国際・福祉都市として大きな意味でのシンボルになるのではないか。岡山県としても全面的なバックアップをお願いしたいといった文章で,親切にも岡山県にまでお願いをしてくれているのですが,残念ながらその記事が掲載された数日後に,広島市に国連施設の,これはユニタールと読むんですかね,UNITAR──国連訓練調査研究所──の誘致が決定されました。
 しかし,あきらめるのは早いと思います。市長の目指す国際・福祉都市岡山に確固たる後ろ盾として,また岡山の慈愛に満ちた精神のシンボルとして,国連機関を誘致することは大変に意義あることだと思います。国連機関を岡山市に誘致できれば,歴史的なことだと思います。市民の生活も変わるかもしれません。また,福祉的な精神も必ず向上すると思います。
 広島は,かつて被爆という悲惨な経験をしていることから,平和行政に特に力を入れており,そういった意味では岡山は太刀打ちできないかもしれません。太刀打ちできないかもしれませんが,国連には数多くの機関が存在いたします。その中の1つの機関で,アジア出張所的なものが岡山に誘致できないものかと強く思います。くしくも岡山県から大臣が3人出ておられますし,こちらから熱烈なラブコールをすれば,もしかしたら可能なのではないかと思いますが,市長の御所見をお聞かせください。
 続きまして,入札制度について質問をいたします。
 さきの政和会の代表質問で井村先生,また先日の有井先生に続きますけれども,私なりの提案をさせていただくために再度質問いたします。
 現行の入札制度については,皆様方知ってのとおりでございます。私の耳に入ってくるものの多くは,今の入札制度は強い者だけが生き残れるシステムだ,岡山市は土木・建築業者を一掃する気なのかという悲痛な叫び声であります。
 6,000万円以上の工事は公募となっていますが,現行の入札制度では,B級,A級,特A級の3ランクの三つどもえの入札となり,しかも申し込み受け付け限度が50社となっていることから,建設業界の内情は大変過酷なものとなっております。例えば,会社の目の前にある工事でも,隣町から公募してきた別の会社が落札することもしばしばあるわけです。
 今までの市役所主導の指名競争入札は,工事に合うランクと地域性を考慮に入れたもので,役所が指名した業者しか入札に参加できませんでしたが,現行の公募型では,6,000万円以上の工事は,特Aの下──こう表現するんですか──は隣町からでも入れますし,8,000万円以上の工事においては,特Aの上は市内の全エリアに入れるということであります。
 ここで疑問に思うのは,特Aの「特」とはどういう意味なのでしょうか。恐らく「特別な」という意味だと思います。特別なAランクということは,それなりの実績と施工能力があると役所が認めていることだと思います。ということは,公募の対象となるのは,特AランクとAランクの境目で線を引くのが最も正しいのではないかと思うわけであります。
 以上のことから,現行の公募型となる6,000万円を2億円まで引き上げるべきだと考えます。2億円以下の工事は従来の指名競争入札で行い,2億円を超える工事は公募型とし,特Aランクの会社だけで組むべきだと言っているわけであります。
 公募の対象となる線引きは,特AランクとAランクの境目である2億円というのが,非常に理にかなっていると思うのですが,いかがお考えでしょうか,当局の御所見をお聞かせください。
 この項の第2の質問としましては,公募型の場合,50社も入ってくるわけです。せめて半分以下の20社程度にするわけにはいかないでしょうか,当局の御所見をお聞かせください。試行ということですけれども,不満の声が出ている以上,何らかの改善をする必要があると思います。
 最後に,現行の入札制度の中でもいい話も聞きます。通称──ころころ出てくるコロコロポンですけれども──コロコロポンはなかなか評判がよいのです。非常に公平で全国的にも最先端であると思います。業界の評判も悪くないようなので,コロコロポンは続けていくべきだと思います。
 以上,この点では2点を質問させていただきました。歯切れのいい答弁をよろしくお願いいたします。
 はい次に第3番目,落書きが大変目立つようになりました。その項に入らせていただきます。
 最近,落書きが市内全般で大変目立つようになってきました。しかも,公園や電柱,陸橋等の公共施設のみならず,民家にもその被害が及んでおります。落書きの内容をよく観察してみますと,英語と数字と簡単な絵柄を組み合わせたようなもので,一昔前によく見かけた,暴走族の漢字を当て字にしたアイラブユーだとか,ぶっちぎりだとかとは質の違うものであります。テレビでも取り上げられていた東京都渋谷区の落書きに酷似しています。要するに,今どきの若者のアートっぽい落書き──アートっぽいというのは本人たちが勝手にそう思っているわけです,そのような質の落書きなわけです。
 そこで,この問題をどうするかですが,方法としては,落書きした者を処罰する新しい市の条例をつくるとか,落書き防止のポスターをつくり,啓発・啓蒙に努めるとか,落書きをすぐにふき取る体制を強化するとか,いろんな考えが浮かびますけれども,どれも根本的な解決にはならないと思います。要は,心の問題です。今の若い世代の爆発するパワーをどうするかという問題で,それを抑えつけてもイタチごっこになると思います。かといっても,外には輝き,内には優しい国際・福祉都市岡山とうたっても,まちじゅうが落書きだらけでは,非常に荒廃したイメージになるわけで,どこが福祉都市なのかということになりかねませんので,このまま放っておくわけにはいきません。
 そこで提案ですけれども,若者たちに落書きを許す場所を設けてはどうでしょうか。どこへ設けるかといいますと,今どきの若者といえば,我が岡山市が全国に誇れるXスポーツ施設が操車場跡地に建設されるということでありますので,そのあたりがいいのではないかと考えます。
 スケートボードやサーフィン,スノーボード,BMX等のスポーツをエクストリーム系スポーツと呼び,それを略してXスポーツと呼ぶわけですが,今の若者たちが最も支持しているのがこのXスポーツなわけであります。Xスポーツと落書きは一見何の関係もないように思えますが,今の若者たちの一種のトレンドになっている点では共通点があるわけです。
 何が言いたいかと申しますと,Xスポーツ施設──岡山ではアクションスポーツパークという表現ですが──の周りに,落書きを許す壁を設けてはどうでしょうか。若者がXスポーツをしている場所にアートのような落書きがびっしりとかかれていても,別に特に違和感はございません。逆に,今の時代らしいと思います。また,行政が若者たちの爆発するパワーをよく理解していると評価されるかもしれません。
 今の若者が最も支持しているスポーツ施設をつくるのなら,そのパワーあふれる落書きさえも受けとめる懐の深さを見せてもいいのではないかなと思います。もちろん,行政と若者の約束事ですから,ルールを守らない者は厳しく罰するといった姿勢で,若者に理解を示しながら,一方では取り締まりを強化するべきだと思います。
 そうすることにより,公共施設や民家への落書きが少なくなるのではないかなと思いますが,当局は落書きへの対処方法や私の今の提案についてどうお考えでしょうか,御所見をお伺いいたします。
 次の4番,5番に関しましては,地元のことで大変恐縮ですけれども,大切なことでありますので質問させていただきます。
 4番,県道平井・神崎線についてに入ります。
 市民の多くが行政や議会に対して常に強く願われていることは何だと思われますか。それは快適な暮らしができるということであります。当たり前のことですが,我々の仕事の究極の目標は,住みやすい環境を整えていくことだと思います。それを実現していく上で,最も重要なのが動脈に当たる道路であります。
 私の住んでいる富山地区では,その動脈に当たるのが県道岡山・牛窓線であります。富山地区に隣接している旭操地区や芥子山地区,西大寺地区の方々も,もちろんこの主要道路である県道岡山・牛窓線を使っておられます。富山地区だけでも現在約1万3,000人が生活をしており,住民の数は増加の一途をたどっております。
 朝夕の混雑は年々進み,ラッシュ時にもなると,裏道の生活道路さえも混雑しているような状況です。病院事業管理者のお言葉をかりるなら,細い血管に大量の血液が無理やりに流れ込んでくるわけですから,高血圧症か血管破裂の状態で,御重体だと思われます。まさしく重体(渋滞)しているわけであります。
 よって,都市計画道路である県道平井・神崎線が早期に着工・完成することを強く要望いたします。平井・神崎線が完成することにより,川東地区の総交通量が分散されるわけで,動脈が2本できることによって,血圧も平常に戻るわけであります。地元の連合町内会も,学区を挙げて最大限の協力をすると足並みをそろえてくださっておりますので,県道ではありますが,岡山市としても御協力をお願いいたします。富山地区のみならず,川東地区の多くの住民が熱望していることは間違いございません。
 以上のことを訴えさせていただき,岡山市として県道平井・神崎線にどうかかわっていくのか御所見をお伺いいたします。
 5番目,次に学校給食についてであります。この項では,田原議員の質問と重複しております点は割愛させていただき,1点のみの質問とさせていただきます。
 来春に学校給食運営審議会が開かれますが,その審議会で試行の評価をされるわけであります。その審議会では,PTA委託,PTA参画の試行校も呼ばれるのでしょうか。
 なぜこんな質問をするかと申しますと,試行ができなかったから評価はできないという考えではもったいないと思うわけであります。当局の思いどおりの試行ができなかった学校にも,しっかりと意見を聞くべきであります。なぜなら,そこには試行校に指定されたけれども,地元の調整が図れず,現在に至るまでの間,汗をかきながらたぐいまれな経験をされた方たちがたくさんおられるからであります。私は,宝の山がそこにあると思います。その方たちの意見や思いを聞くことによって,親と子のあり方についても,何らかのヒントを得るかもしれません。来春開かれる学校給食運営審議会は,うまくいった試行の評価をするだけでなく,試行が困難であった項目についてもしっかりとした情報をもらい,新たな知識として,さらに議論を深めていくべきだと言っているわけであります。
 くどいようですけれども,来春開かれる学校給食運営審議会において,PTA委託試行校からも得るものがあるのではないかと思います。刑事ドラマの言葉をかりるなら,「事件は現場で起きている」というのがありますけれども,ビルの中の会議室からは見えないことも,現場の話を聞けば見えてくるかもしれないという話でございます。当局のお考えをお聞かせください。
 ちょっと済みません,失礼してちょっと……。汗が目に入りました。ついでにちょっとここで水を。恐縮でございます。これをこうかけたわけですね……,できることではございません。済みません。
 最後に,市役所へのアプローチについて質問させていただきます。
 皆様方も知ってのとおり,市役所へのアプローチは最悪であります。これは,私が1年ぐらい前に質問して,結構前向きな答弁をいただいたにもかかわらず,この1年間何の改善も見られません。
 市役所を取り巻く大きな流れを変えることは,専門家の知識が必要であり,また,県や国を巻き込んでの議論となるので,時間がかかるのはよくわかります。将来的にはすっきりした流れに改善すべきだと思っていますが,急を要することとしては,せめてですね,せめて市役所への標識を正しいものに改善すべきだと思います。
 何度も言いたくはありませんけれども,岡山駅から市役所へ向かう場合,最初は3車線で,目の前に市役所が見えます。標識も市役所直進と書いてあります。通常,真っすぐ進むには,3車線あったら真ん中の道路を進みます。その真ん中の車線を真っすぐに進みますと,目の前に見えていた市役所を左手に見ながら大元の方へ行ってしまうわけであります。そして,二度と戻ってこれない流れに乗ってしまうわけであります。
 まず,ここの標識の改善を早急にお願いしたいと思います。これが第1点。
 2点目は,立体駐車場の入り口もしくは入り方が非常にわかりにくいという点であります。立体駐車場に入る手前の信号のところへ,もっとわかりやすく表示すべきではないでしょうか。立体駐車場入り損なうと,守衛さんが構内への一般車両の進入を許可しませんから,左に行くとまたまた二度と戻れませんし,右に曲がるともう一回チャレンジができるわけですけれども,なかなかその辺が難しい。当面はこのままでも仕方ないと思いますけれども,将来的には……,ちょっと待ってください,もう汗が非常に目に入りまして。(「タオルを」と呼ぶ者あり)いや,大丈夫です。済みません,何度も。ハンカチを忘れまして……。
 当面はこのままでも仕方がないかもしれませんけれども,将来的には大きな流れを変えていただきますようにお願いいたします。私なりの考えでは,現在のタクシー乗り場付近が市役所の正面入り口となるのが,一番自然かなと思います。
 それはこれからの課題として,きょうのところは市民にわかりやすい表示を早急にしていただくことを望みます。当局の御所見をお聞かせください。
 以上で,私の質問を終わらせていただきますけれども,同僚議員の皆様方,また先輩議員の皆様方,また市長を初めとする市職員の皆様方,また朝早くから傍聴に来てくださっております岡山市民の皆様方,この1年間大変お世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
 御清聴ありがとうございました。(拍手)



市長(萩原誠司君) ああ,確かに汗が落ちとる。(笑声)大変御熱心な質問,御苦労さんでございました。
 本当は予定外なんですけれども,熱意にほだされて少し御答弁します。
 まず,市役所へのアプローチ問題,ここにも,いろいろ検討している道路標識について,十字路表示から実態に合わせた五差路表示にするなどの検討・調整──まああれ,市がやれるもんと,それから人に頼まないといかんもんがあるもんですから,調整事項になるんですけれども──を実はやっとるんだという答弁があって,この1年間アヒルの水かきがあったっていうことを,ちょっと御理解いただきたい。
 それから,鹿田の駐車場への誘導についても,案内表示の改善ということを具体にはやっとるんですが,もう一個は,今議員が御指摘になったように,まあ真っすぐ行っとって大元の方へ行ったところにタクシー乗り場があって,たしかあれが,もともと入り口だったんですね。したがって,そこの辺はまた今後の検討課題にもなりますし,またそこの議会の向う側の道というか,斜めに入っていく道が今後どうなるかによっても,そう考えざるを得ない。加えて,新しい分庁舎をつくりますから,そんときの問題も出てくるということで,まあちょっと私が思っているのは,将来的な市役所近辺の形が決まれば,もう一回御相談をしようと思っているんですが,ここであえてこの質問を取り上げて申し上げたいことは,中に入ったらわかりやすくしたいということを,今回は宣言をしたいと思っております。
 中に入ったときに,よく市民の方々がこの件は何階ですかとお尋ねになっておられる姿を見ます。それで,「そうですか」と言って,エレベーターに乗られたり,あるいは,重い足を引きずられて階段を上っていかれる姿をたまに見ることもあるんですけれども,できるだけ1階の中でざっとこう広く展開させて,そして普通の用事であれば,1階のカウンターでぱっと見たら,あそことあそこだなというのがわかるような改善というものを,入ったらこれはいい市役所だというふうに,この中はこれ,市役所だから,だれの責任でもない,自分の責任でやれるもんですから,いろんな方に協議をするまでもなく市民の方々のためにやれるもんですから,入ったらいい市役所というふうに,今後大幅な改善をしていきたいということを,これは議員の質問をおかりしまして申し上げさせていただきます。
 それから,落書きですけれども,答弁には貴重な御提言ではありますが,困難であると考えておりますといって書いてあるんですけれども,まあそれは困難なんですけれども,私が申し上げたいことは,実は非常にいい視点があるんですね。で,Xスポーツの議論を始めたころというか,ちょっと前になるんですけれども,岡山市で既にXスポーツをやっている子どもたちが陳情に来まして,市長,普通に言えば私どもは不良と呼ばれる人間ですけれども,まじめな不良なんですと,一生懸命こういうことをやらせてもらえればね,清掃だってしますよという話をしてくれたことがあって,僕,本当にじんと来たことがあるんです。
 海外でも実は同じことが起こっていまして,厳しくやる一方,そういうエネルギーの中にある伸びる芽というものを大切にする,この硬軟取り分けた両方──まあ,あめとむちというと嫌みですけれども,育てる,そして厳しくするというこの権利と義務を一緒に主張するという,権利・義務のバランスの関係っていうもので議論をするというのがこういった問題でも重要で,ニューヨークなんか例えば,厳しく取り締まりもするんですけれども,一方でよくできた落書きは残すとか,あるいは民間のビルの中で,落書きを専門にしている自称アーチストの方々に参加をしてもらって,やる。まあ市内でも幾つかやったことがあるんですけれど,そういった動きがあります。
 場所は,ここで例えば,ドームのフェンスにかいてくれとは言えませんけれども,課題としてぜひ浦上さんにお願いしたいのは,そういった若者というか子どもたち──まだわかりませんけれども──の生の声を1回聞いてほしいんです。君たちどう思っているんだと。もしそういうことで,わしらが先輩世代として場所を提供したらええのがかけるかと,あるいはそれでもって,おめえら逆に自分たちが過去にやった落書きでも消しに行くような,その気構えがあるんかと。そういう若年市民の方々が,まあ10人でもいれば,これは話がおもしろくなってくる。非常におもしろくなる。やっちゃろうやないかと。よし,おまえらと一緒に,じゃあその改善運動をしようじゃないかというような展開が,これはあり得なくはないんです。
 したがって,もし心当たりがあれば探してみる,あるいは声をかけてみて,どねぇならと。そういうことで,おまえ1回話を聞かせてくれんかというような持っていき方をされると,またいろんな発展可能性が私はあり得ると思います。一たん,その方々の気持ちに入っていって,一緒に考えるという努力をしようじゃないかと,こういう御提案を逆に申し上げたいと思います。
 それから,国際・福祉都市の国際機関でございますけれども,広島のニュースももう見ております。広島県とそれからUNITARといいまして,これは国連の外交官研修制度の一部ですけれども,その研修をやるという協議が開始されています。で,このほか日本の地方における国連関係を見ますと,福岡,それから大阪,神戸,あと名古屋と,こうなっておりますけれども,それに広島が出始めているんですが,福岡にしてもサミットの会場であったり,APECの会場であったりしました。それから,大阪もAPECの主会場をやりました。それから,神戸にはWHOが行っている。何でかっていうと,地震があったから行っているわけでして,まあ激しく地震で世界にアピールしたということで,広島のアピール度と岡山のアピール度というものを比べると,やはり正直申し上げて,いま一歩足りていないと思います。
 ただ,国連の機関の中で,一部の機関が,証拠を持っているんですけれども,岡山っていうところは結構いいところですねと,こう言っているんですね。何がいいところなんですかっていうと,例えばNPO活動とか福祉活動とか,そういった活動が結構盛んですねという意識を持ってくれている国連機関もあるんです。ただ,ちょっと住みにくいんじゃないですかという議論をしている人がいる。例えば,子どもの教育は大丈夫ですかとか,留学生の世話はちゃんと見ていますかとか,いろいろこうあって,特に子どもの教育──小学校ぐらいの若年留学生というんですかね──というところなどは,気になっているみたいな議論もする人はあります。
 私どもとしては,今国連の機関を誘致できるようなまちになるっていうのは,非常にいい方向性であり,夢であると思うんです。国体の後の夢という意味で,ぜひそういうものはね,頭に置いていきたいし,サミットの話も私,選挙のときに随分言っていますけれども,そういった国体の後,じゃあどうすんだ岡山はというときに,本当の大きな夢っていうのを掲げるときの1つの参考にしたいんです。
 加えて,そういったことが,何ていうんですかね,夢じゃなくて,実現できそうな話として議論できる土台を今のうちにつくっておきたい。例えば,海外から来た子どもたちが通って安心な英語環境もあるような学校っていうのは,一体中心市街地のどこにできるんだろうかとかといった問題とか,あるいは留学生がともに助け合いながら学べる空間というものが,市として本当にもっと提供できないだろうかとか,さらにはNGOあるいはNPO等国際的に通ずるもんがあるんですけれども,それを協働のまちづくり条例などを使いながら,もう少し世界にアピールできるように活動の活性化っていうのはできないだろうかというようなこと。あるいは先ほどお尋ねになった平井・神崎線のようなものができないだろうかとか,そういうことで,市全体のやはり国際的な誘致ができるまでの土台づくりというものが,この数年間の大きな課題であると私は思っておりまして,私も多少コネクションがないわけではないんで,いろんな意見を聞きながら,こう申し上げておる。やっぱり突然持っていって,来てちょうだいと言っても,なかなか向こうもあれなんで,多少の実績を積んで,名前を上げていって,そしてできたら国際会議かなんかやって,そういう段取りが踏めるような土台づくりを一緒にやらせていただきたいと,そんなふうに思います。



財政局長(細見邦雄君) 公募型指名競争入札につきましての一連の御質問にお答えします。
 さきの政和会の井村議員の代表質問にお答えしたとおりでございますけれども,公募型指名競争入札につきましては,対象工事金額の設定範囲や参加できるランクの範囲,指名業者数などの点につきまして,さまざまな御意見をいただいておりますけれども,現在試行している段階でもあり,今後とも多くの皆様方の御意見に耳を傾ける中で,より公正で透明性の高い適切な制度となるよう努力してまいりたいと考えております。
 なお,指名業者数につきましては,その要綱にあります規定によりまして,応募者が50社を超えた場合にのみ,本市発注工事の施工実績や工事成績に基づきまして,50社まで指名することとしておりまして,今後公募型指名競争入札の全体のあり方を整理する中で,一緒に検討してまいりたいと考えております。
 以上でございます。



都市整備局長(西崎日出男君) 県道平井・神崎線の整備について,岡山市としてどうかかわっていくのかというお尋ねでございます。
 都市計画道路平井・神崎線は,岡山市の中心部と西大寺地区を結ぶ重要な幹線道路でございます。県道岡山・牛窓線,国道2号バイパスの渋滞を緩和する路線として,岡山県において順次整備を進めております。
 全長約13キロメートルで,そのうち未着手となっているのは,県道岡山・玉野線,県道九蟠・東岡山停車場線間の延長約6キロメートルとなっております。この区間は,延長が長いため,部分供用を図りながら整備していく必要があり,その整備に合わせて,県道岡山・牛窓線や国道2号バイパスと連絡する南北道路の整備が求められる。したがいまして,その事業手法及び周辺の道路網計画を本年度より県・市で協議しながら策定することといたしております。
 当路線は,中環状線,外環状線とも連絡する重要な放射幹線と位置づけられており,従来から岡山県へその整備促進をお願いしておりますが,今後も引き続き,早期に事業着手なされるよう,強く要望してまいりたいというふうに考えております。
 以上でございます。



教育長(玉光源爾君) 2点の御質問をいただきました。
 その1点は,落書きに対する対処の方法についての考えはということでございます。
 スプレーなどを使っての落書きがふえておるということは,もう私もまちを通ってみてよく存じ上げております。有効な解決策がないのも現状であろうかと思います。
 で,この問題の根本は,若者の道徳心とか規範意識の低下にあるということも思われます。また,家庭や学校も含めた地域社会において,青少年の道徳心や規範意識を高めると同時に,落書きなどが許されない,そういう社会をつくっていかなければいけんのじゃないんかなというような気持ちを持っております。
 効果の上がる対処方法についてというと,なかなか見当たりませんけれども,岡山市には青少年保導協議会というのがございます。これは,中学校区にそれぞれ設置されておるわけですけれども,そういうところで相談してみたいなということも思っております。それと同時に,全域で何か取り組みができるようなものがないかなということも思っております。また,私は今御指摘のようなこういう若者のエネルギーを,何か目標があって,そこへエネルギーを持っていけるようなものも考えてみなければというふうなことは思っております。
 この点については以上です。
 もう一点の学校給食についてのお尋ねでございます。
 PTA委託・参画についても,試行実績のいかんにかかわらず,他の試行項目と同じ時期に方向性を判断することになると考えておると前回お答えいたしておるわけでありますけれども,学校給食運営審議会にお呼びして御意見をお聞きすべきかどうかについては,審議会で判断していただくことになると思っております。また,事務局でお聞きし,その内容を審議会に報告するという方法も含めてあるということを考えております。
 以上でございます。
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